「デザイン」と「アート」って同じように感じるけど何が違うの?
そんな素朴な疑問にお答えします!!
【結論】アートは自己表現・デザインは情報を伝える手段
アートとは何か
「アート」とは作品・自己表現です。
自分の思いを自由に表現したものになります。
作品を作るにあたって決まったルールもなければ、大衆に理解される必要もありません。
また、「アート」は間接的に社会に影響を与えるものと定義されています。
アート(英語:Art)とは、芸術・美術など間接的に社会に影響を与え得るものである。
Wikipedia|Artこちらの絵画を見てください
こちらはパブロ・ピカソの「ゲルニカ」です。
「ゲルニカ」は、スペイン内戦で介入したナチスドイツやイタリア軍がスペインのビスカヤ県・ゲルニカに対して無差別爆撃を行ったという背景があり、ピカソは無差別爆撃を新聞で知り激怒し、ゲルニカを描いた。と言われています。
現在、ゲルニカは美術史において最も力強い反戦絵画芸術の1つとして多数の美術批評家から評価されています。
皆さんは初めて「ゲルニカ」を目にした時、何を感じましたか?
私が初めて「ゲルニカ」を目にしたのは小学校の美術の教科書でした。
当時、小学生ながらに作品に惹かれ、戦争の悲惨さと苦しみ、悲しさを感じました。
アートはこのように間接的に社会に影響を与える事ができます。
デザインとは何か
一方、デザインとは目的を伝える為の手段です。
デザインには必ず目的があります。
デザイン(英語: design)とは、審美性を根源にもつ計画的行為の全般を指すものである。意匠。設計。創意工夫。英語のdesignには本項の意味より幅広く、日本語ではデザインと呼ばない設計全般を含む。
また、オブジェクト、システム、 図画、設計図、回路、パターンなど)を構築するための計画、または作成する行為[1]など、「デザイン」はさまざまな分野で異なった意味として用いられている
Wikipedia|デザイン「アート」は正解がなく、自分の好きな世界観を自由に表現できるのに対して「デザイン」は
- 目的達成の為の手助けになるもの
- 情報を伝えるためのもの
であるため、何でも自由にというわけにはいきません。
表現する手法も「アート」はどんな方法でも成り立ちますが
「デザイン」はある程度ルールが決められていてその範囲内で作成する必要があります。
デザイナー=情報の伝達者
「デザイナー」はお客様の目標達成の手助けをする情報の伝達者です。
ひとつひとつの要素がなんの為にあるのか説明できるデザインをする事が求められます。
「デザイン」は才能があるないは関係ないと思っています。はじめから出来る人はいません。
デザインは勉強すればするだけ力になります。
このブログでは【デザイナーでない人デザイナーではない人にデザインの楽しさを伝える】をコンセプトにデザインについて為になる記事を更新していきます!!
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