私のInstagramを見てくださっている方は学生さんも多いのですが、こんな質問を結構頂きます。
デザイナーの仕事ってどんな感じなんですか?
今回は、私がグラフィックデザイナーとして働いていてこの仕事について思うことなどを書いていこうかなと思います!
(あくまで私はこうという話で、働く環境によっては同じデザイナーでも感じ方が変わってくると思います! 個人の感想として、参考程度に見て頂けますと幸いです。)
仕事内容
私は今フリーランスでグラフィックデザイン、Webデザインを中心にお仕事しているのですが、仕事の流れとしては大体こんな感じです。
- クライアント様との打ち合わせ
- デザインを作るための情報集め
- アイデア出し
- デザインの作成
- クライアント様と意見交換
- デザインの修正・校正など
- 印刷またはデータ納品
クライアント様と打ち合わせ以外は基本的に、もくもくとPC作業です。
今、私はフリーランスでお仕事をしているので、クライアント様と打ち合わせする「人と話す機会」がありますが、デザイナーとして会社で働いていた時は、打ち合わせをする機会も基本的になかったので、本当に8時間誰とも話さず、PCで作業して帰る。という日も結構ありました。
ぶっちゃけ、デザイナーってかなり地味な仕事が多いです。
デザイナーと聞くと「華やかなイメージ」を持たれる方も多いかもしれませんが、実際はそんな事ないです…(私が思うに)
グラフィックデザイナーに向いている人
個人的に思う、グラフィックデザイナーに向いている人の特徴です!
- もくもくと作業をするのが好き
- パソコン作業が苦手ではない
- アイデアを形にするのが好き
- デザインが好き
- 几帳面な人
もくもくと作業をするのが好きな人はとてもデザイナーに向いていると思います!
先程書いたように、実際働いてみるとずっとPC作業が多いので、座っていること、無言で作業をすることが苦痛に感じない方が向いていると思います。
また、デザイナーは、0から1を作り出す仕事なので、アイデアを形にすることが好きな方、そして何より、デザインが好きな方におすすめの職業です。
「几帳面な人」というのは、デザインの仕事は、例えばチラシを作るにしても、名刺を作るにしても、なんでも、「要素を揃えること」がデザインの大前提にあるからです。
人が「美しい」「見やすい」と感じるデザインは基本的に要素が揃っています。
例えば、本文の文字のサイズは揃える、レイアウトの配置を考える際は、目に見えない透明のライン上に文字、画像などを揃えるようにする。などです。
また、クライアント様から頂く情報とデザインしたものを見比べて、文章に誤字脱字がないかどうかをしっかり確認するのもデザイナーの仕事です。
誤字脱字がある状態、情報に抜けのある状態で印刷を行ってしまうと、とんでもない額の損失になってしまう可能性があるので、注意が必要です。
それを考えると、几帳面な人の方が向いてる仕事だろうなと思います。
ただ、この「向いている人の特徴」が当てはまらないからといって「デザイナーに向いていない」という訳ではないです!
私は私生活全然几帳面じゃないけど、楽しく仕事出来ています!
グラフィックデザイナーの仕事はブラックなのか
デザイナーってブラックって聞くんですけど実際どうなんですか?
こちらの質問も結構頂きます!
私が思うに、「職場による」です。
私が働いていたデザイン事務所は、全然ブラックじゃなかったです!
定時に帰ろうと思えば帰れるし、残業したかったらしてもいいっていう感じでした。もちろん、仕事が終わらなかったら定時を過ぎても作業をすることもありましたが、本当にたまにでした。
ただ、これは私が働いていたデザイン事務所がそうだっただけで、他の職場がそうとは限りません。
専門学生だった時に、グラフィックデザイナーの方とお話させて頂く機会があったのですが、「30日間会社に寝泊まりしている」みたいな話を聞きました。
本当に、職場によります…。
グラフィックデザイナーって稼げるの?
次に、グラフィックデザイナーとWebデザイナーの平均年収を見てみましょう。
求人ボックス給料ナビによると、
- グラフィックデザイナーの平均年収は430万円
- Webデザイナーの平均年収は459万円
とされています。
日本人の平均年収が大体430万円程度だと言われているので、平均に近いです。
Webデザイナーの方がグラフィックデザイナーよりも給料がいい傾向にあります。
仕事のやいがい・楽しさ
私は「デザイン」自体がとても好きなので、好きなことを仕事にできているというだけで楽しいと感じます。
例えば、カッコいいデザインを見てワクワクしたり、自分が作るデザインが想像通りの出来で仕上がった時に楽しさを感じます。
他にはやっぱり、クライアント様に喜んで頂けた時に一番やりがいを感じます。
デザインには正解がないので難しいですが、クライアント様との打ち合わせや、メールのやり取りから求めているデザイン(見た目的な部分)や、込めたい想いを想像し、それをデザインに落とし込んでいく作業はとても楽しいです。
そして、自分で「いいな」と思ったデザインをご提案した時、クライアント様にも同じように「いいな」と思って頂けたら、それは本当に嬉しいですし、この仕事の一番のやりがいだなと感じます。
まとめ
今回は実際に働いてみて思う、グラフィックデザイナーの仕事についてを書いてみました!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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頑張って作ったので、手に取って頂けたら嬉しいです!
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