今回は、Photoshopのカラーモードの違いと使い方を解説していきます!
Photoshopのカラーモードは8つあります。
- RGBカラー
- CMYKカラー
- グレースケール
- モノクロ2階調
- Labカラー
- ダブルトーン
- インデックスカラー
- マルチチャンネル
カラーモードを変更する際は、「イメージ」→「モード」から変更できます!
Photoshopでのカラーモードの違い
RGBカラーとは
Web媒体で使用
WEBで使用する画像で一番よく使われるカラーモードです。
「光の三原色」と呼ばれるR(レッド)・G(グリーン)・B(ブルー)を組み合わせて色を表現します。
RGBカラーは、色を混ぜれば混ぜるほど明るくなる『加法混色』です。
CMYKカラーとは
印刷物で使用
印刷物を作る際に使用するカラーモードです。
「色の三原色」と呼ばれるC(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)・K(ブラック)を組み合わせて色を表現します。
CMYKカラーは、色を混ぜれば混ぜるほど暗くなる『減法混色』です。
グレースケールとは
複雑な写真やイラストを無彩色にしたい時に使用
白と黒の中間色であるグレーの濃淡(グラデーション )で表現したカラーモードです。
グレースケールの場合は、256階調で色を表す為、白/黒の2色のみで構成される白黒画像よりも、濃淡がある画像に仕上げることができます。
そのため、複雑な写真やイラストを無彩色で表現したいときに向いています。
モノクロ2階調とは
単純なイラストなどを白黒にしたい時に使用
グレースケールが、黒と白の間のグラデーションカラーで表現できるのに対して、モノクロ2階調は、白と黒の2色だけで表現するカラーモードです。
白と黒のみの表現になるので、単純なイラストや、手書きの文字をスキャンする際に向いています。
Labカラーとは
RGBカラーからCMYKカラーに変換する際に使用
国際照明機関CIE(Commission International d’Eclairage)によって開発されたカラーモードです。
人が認知できるすべての色域をカバーしたカラーモードで、RGBカラーやCMYKカラーの色域も網羅しています。
主に、RGB カラーからCMYKカラーに変換する時に、画像の品質を高めるために使用されます。
RGBカラーからCMYKカラーにダイレクトに変換するとどうしても色味がくすんでしまいます。そこで、RGBカラーをまず、Labカラーに変換してから、CMYKカラーに変換すると、少しくすみを抑えることができます。
ダブルトーンとは
印象的な写真にしたい時に使用
黒以外の色を使ったモノクロ画像にできるカラーモードです。
つまり、白黒の白はそのままで黒を他の色で表現することができます。
写真を印象的にしたい時におすすめです。
インデックスカラーとは
Webで使用
ピクセルごとに色を指定せず、256のカラーから色を表現するカラーモードです。
色数が限られるため、データの容量を小さくすることが出来ます。
Webサイトで使用する画像を軽くしたい時におすすめのカラーモードです。
マルチチャンネルとは
特殊なプリントに使用
チャンネルごとに個別の操作を行うことができるカラーモードです。
チャンネルごとに 256 階調のグレーを使用して色を表現し、特殊なプリントに使用されます。
ただし、マルチチャンネルを使用する際は、レイヤーが結合されてしまうなどいくつかの注意点があります。
詳しくはAdobeカラーモードの説明をご覧ください。
まとめ
今回は、Photoshopの8つあるカラーモードの違いと使い方について解説しました!
カラーモードは、Photoshopで画像編集をするなら必要になる知識なので是非困ったら参考にしてみてください!
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