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フリーランスデザイナーになって辛かったことと、改善策【3選】

1年生

今日は、フリーランスデザイナーになって辛かったことを3事例ご紹介します!

フリーランスでデザイナーをしていて悩んでいる方や、これからフリーランスでデザイナーを目指したいと思っている方におすすめの内容になっています。

【辛かったこと①】終わらない修正地獄

『担当の方の意見がコロコロ変わって修正が永遠に終わらない…。』

『何度も修正して結局始めの案にもどる…。』

そんな修正依頼はフリーランスデザイナーさんなら一度はご経験があるのではないかな?と思います。

私が修正依頼で一番辛かったのは、フリーランスになりたての頃にお受けしたチラシの案件で、30回以上の修正に対応した時ですね…。

内容も理不尽なものが多かったので、精神的に堪えました。

ただ、フリーランスになりたてで修正地獄の経験をしたので、その後の仕事で多少修正依頼が来てへこたれなくなりました。

こばやし
こばやし

それを考えるとあの経験は必要だったなと思います。

料金については、修正が長引く想定もした価格をつける事をおすすめします。もし、安い金額で業務を受けるのであれば、無料修正回数を設けるなどの対策が必須だと思います。

【辛かったこと②】過度な値下げ交渉

デザインは正解がなく、情報を配置して形を作るだけなら誰でもできる為、「それって自分でもできるし何でそんなに高いの?」って思われてしまいやすいような気がします。

過度な値下げ交渉をされる事は何度もありました。

しかし、フリーランスで活動しているうちに、値下交渉をされてしまうのは、自分のデザインの魅力を私自身が充分にお客様に伝えられていないから起きている事だと思うようになりました。

デザインを作るのには、情報収集から形にするまで多くの時間と労力がかかりますが、それはデザイナー側が思うこと。お客様の立場から見ると、そんな事言ってくれなきゃ分からないことであるはずです。

どんなプロセスを得てどんな価値を与えられるのかを説明できるよう意識していくうちに、過度な値下げ交渉をされる事は減っていきました。

値下げ交渉に困っている方は、「自分のデザインの価値が伝わっているのか?」を考えてみて、もしも伝わっているのに値下げ交渉をされるようだったら、「そのお客様とは縁がなかった。」と割り切ることも自分を守る為に大切な事だと思います。

値下げ交渉ではないけど…

値下げ交渉ではないけれど、商品カタログを作っていて「年度の数字を、来年と再来年に変えたものも一緒に納品してほしい」と言われたことがありました。

そんなお願い断らなきゃいけないって分かっているのに、当時は独立したばかりで仕事がなくなってしまう事が怖くて断る事が出来ませんでした。

結果、いいように使われて、精神的にも体力的にも消耗してしまいました。

こちらの不利益になるお願いをされた時、仕事がなくなる事を恐れずに、断る勇気が大切だと痛感した出来事です。

こばやし
こばやし

断らないと、ズルズルと関係が続いてしまいます。

【辛かった事③】終盤でやっぱり依頼を辞めると言われる

こちらも、フリーランスになりたての頃に依頼されたご依頼で、最後の段階までいったのに「やっぱり白紙に戻したい」と言われてしまった事がありました。

最終段階というのは、打ち合わせを何度も重ねて、構成を決めて、デザインを作って何度か修正をした段階です。

雇われているデザイナーであれば、会社から給与が出るので、最後で白紙になっても「時間を無駄にしてしまった」位で済むかもしれませんが、全部一人で行っているフリーランスデザイナーだと、打ち合わせにかかった時間、打ち合わせに行く交通費、デザインを作るのにかかった時間、印刷費、素材費が全て赤字になります。

こういう事が起きないようにする為にも、業務委託契約書をしっかりと結ぶ事は大切だと痛感しました。

大変な事にならないようにする為の1番の対策

フリーで活動していくのに、大変な思いをしないで済む1番の対策は、事前に業務委託契約書をしっかりと結ぶことです。

業務委託契約書を結ぶ工程は、どんなに仲が良い知り合いでも飛ばさない方がいいです。(実体験)

フリーランスは立場的に弱くなりやすいので、自分を守る為に契約書は毎回書いてもらうようにしましょう。

まとめ

今回は、フリーランスのデザイナーになって辛かった事3選をご紹介しました!

フリーランスでデザイナーをしていて悩んでいる方や、これからフリーランスでデザイナーを目指したいと思っている方に何か参考になれば幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございました!

こばやし
こばやし

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頑張って作ったので、見て頂けたら嬉しいです!

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