デザインに興味があっても、最初はどのツールを使えばいいのか迷ってしまいますよね。
特に、初心者の方にとっては、高額なソフトウェアをいきなり購入するのはハードルが高いものです。
そんな時に頼りになるのが、無料で使えるデザインツール。
今回は、初心者でもプロのようなデザインが作れる優れたツールを3つご紹介します!
すべて無料で使えるので、気軽に始めてみましょう。
Canva(キャンバ)
Canvaは、ドラッグ&ドロップだけで美しいデザインが簡単に作れる、初心者に最適なオンラインツールです。
テンプレートも豊富に揃っているため、SNS投稿用の画像やポスター、プレゼン資料、ロゴなど、さまざまな用途に対応しています。
おすすめのポイント
・何千ものテンプレートが無料で利用可能
・直感的な操作で誰でもプロ並みのデザインを作成可能
・無料版でも十分な機能が揃っている
プロ向け機能
有料版では、ブランドキットやアニメーション、さらにストック写真を使える機能が追加されますが、無料版でも十分に満足できるツールです。
デメリット
・カスタマイズの限界
テンプレートが豊富で使いやすい反面、デザインの自由度は高くありません。プロのデザイナーには物足りない部分があるかもしれません。
・無料素材の限界
無料プランでは使える素材が限られており、プレミアム素材の使用には課金が必要です。
・ベクターデータではない
ロゴやアイコンのようなデザインには不向きです。
Canvaを使ってみる ▶Figma(フィグマ)
Figmaは、特にウェブやアプリのUI/UXデザインに強みを持つオンラインツールです。
リアルタイムで他のデザイナーと共同作業ができるのが大きな特徴で、ウェブブラウザ上で使えるため、インストール不要でどこからでも利用可能です。
おすすめのポイント
・コラボレーション機能が充実
・ベクターベースで精密なデザインが可能
・クラウドで作業を共有でき、複数人での作業がスムーズ
プロ向け機能
有料プランでは、さらにプロジェクト管理やチーム共有がスムーズに行える機能が追加されますが、無料版でも個人プロジェクトには十分です。
デメリット
・無料版のファイル数制限
無料プランでは、チームプロジェクトやファイル数に制限があるため、大規模なプロジェクトを進める場合には有料プランへの移行が必要です。
・機能がUI/UXデザインに特化
UI/UXデザインに優れていますが、グラフィックデザイン全般や印刷物のデザインには向いていないことがあります。
・依存するインターネット接続
オンラインベースのツールなので、インターネット接続が必要です。オフラインでの作業ができないため、ネット環境がない場所では使えません。
Figmaを使ってみる ▶GIMP(ギンプ)
GIMPは、オープンソースで開発されている無料の画像編集ソフトで、Photoshopの代替としても知られています。画像の加工、リタッチ、合成など、さまざまな機能を備えており、かなり本格的なデザイン作業が可能です。
おすすめのポイント
・無料ながら高機能な画像編集が可能
・Photoshopのファイル形式(PSD)も開ける
・オープンソースなので、プラグインや拡張機能も豊富
プロ向け機能
GIMPはすべての機能が無料で利用できるため、予算を気にせずフル活用できるツールです。ただし、少し操作が複雑なので、基本を学んでから取り組むとスムーズです。
デメリット
・操作が複雑
初心者には少し難しいインターフェースで、慣れるまでに時間がかかることがあります。Photoshopに慣れている人にとっても少しとっつきにくい部分があります。
・パフォーマンスが低いことがある
GIMPは非常に多機能ですが、特に大きなファイルを扱うときに動作が重くなることがあり、パフォーマンス面での問題が報告されています。
・印刷時にイメージが変わる可能性がある
GIMPはWeb用の画像編集には適していますが、CMYKに対応していないため印刷用には不向きです。画面上の色と印刷時の色が異なることが多いため、パンフレットやポスターなどの印刷物には注意が必要です。
GIMPを使ってみる ▶まとめ
デザインを始めたいけど、どのツールを使えばいいのか迷っているという方には、今回紹介した無料デザインツール3つが最適です。
初心者でも簡単にプロ並みのクオリティを実現できるものばかりなので、まずは気軽に試してみてください。
各ツールを使いこなせば、スキルアップしながらデザインの幅がどんどん広がっていくはずです!
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デザイナーもデザイナーでない方も楽しめる内容になっています。
手に取って頂けたら嬉しいです!
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