今回は、印刷加工の一つである「小口染め」について解説していきます!
「小口染め」とは?
「小口染め」とは、印刷加工の一つで、断裁面の左右にあたる小口側、上部の天側、下部の地側の四方を色付けする染め技法です。
こばやし
つまり、「紙の裁断面に色をつける加工」の事です
小口染めは別名、「エッジカラー加工」や「エッジプリント」「インキングエッジ」とも呼ばれています。
小口染めは、さり気ないですが、普通の印刷物とは一味違った印象を与える事が出来ます。
「小口」とは
意味 小口とは、切断面や本や冊子などページものの印刷物の開く側の部分を指します。
「小口染め」はどうやって作る?
小口染めは、機械で色を付ける、アクリル素材を転写する、手作業で色を付けるなどの方法で作られています。
「小口染め」の注意点
小口染めは、印刷物のエッジに色付けをする為、薄い紙よりも厚い紙を使用した印刷物に向いています。
また、インクが若干滲む場合がある事、着色面を擦ると色移りする場合がある事が注意点としてあげられます。
インクの滲みや、色移りについては、印刷会社によって対策されている場合もあるので、ご自身が頼みたいと思っている印刷会社のHPをチェックしてみて下さい。
まとめ
今回は、「小口染め印刷」について解説しました!
小口染めは、さり気ないインパクトを与える事が出来るので、名刺などを作成する際におすすめです!
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頑張って作ったので、手にとって頂けたら嬉しいです!
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