今回はデザイン専門学校に通っていた私が
実際デザイン専門学校はどんな感じだったのか、また、就職はできるのかについて記事にしていこうと思います!!
結論
- やる気が全て
- 美術大学よりも学費が平均500万円程度安いため、コストを抑えたい学生におすすめ
- デザイン専門学校はやる気がないと続かない
- 就活に強いのは美術大学
なぜデザイン専門学校を選んだのか
私がなぜデザイン専門学校を選んだのかです。
色々理由はあったのですが、一番は美大よりも学費が安く、ハードルが低いから。という理由でした。
私は今となってはデザインについて学び、デザインが好きになり色々情報発信もしていますが、高校生の頃まそこまでデザインに興味がありませんでした。
デザインよりもお菓子作りや料理が好きだったので、製菓の専門学校に行こうとしていくつかオープンキャンパスに参加していたのですが、
私……いちごなどのベリー系の果物がとても苦手でして……(T_T)
入試を受けようと思っていた学校の先生にその旨を話したところ、克服できないようなら厳しいとのお言葉を頂き、よく考えた結果、いちごだけは無理だ……ということで製菓の専門学校を辞退しました…笑
高校3年生で進路を決めなければいけなく、今まで製菓の専門学校に行く気マンマンだった私は当時、時間もないしどうしたらいいのか分からなかったので製菓と同じくらい美術が好きだったことからデザイン専門学校に行くことを決めました。
なので本当に、志とかもなく、なんとなくデザイン専門学校に進学したといった感じです。
最初はこんなもんです
デザイン専門学校の印象について
私は東京都内の2年制のデザイン専門学校に通っていました。
クラスの半分近くは留学生で驚いた記憶があります。
今はどこの専門学校も留学生が多いみたいですね。
中国からの留学生が一番多かったです。
異文化交流ができるという意味ではとても良かったです。
デザイン専門学校のメリット
- 学費が美大よりも安い
- 2年間という短期間でデザインの基礎を学べる
- デザインのプロの先生方の授業を受けられる
- プロのアドバイスを聞ける
- 就活専用の授業がある
- 学校に求人がくる
私が考えるデザイン専門学校のメリットはこのような感じです。
2年間という短期間でデザインのプロからアドバイスを受けながらデザインを学ぶことができる。
という点が一番のメリットなのではないかなと思います。
学費の面でも、美術大学の学費が4年間で平均約600~800万円という金額なのに対し、デザイン専門学校は平均260万円前後です。
美大高い…
デザイン専門学校のデメリット
- やめる人が多い
- 2年間という短期間で詰め込むため、課題が多い
- 大手企業を目指している場合、就活が美術大学よりも不利になることが多い
私が考えるデザイン専門学校のデメリットはこのような感じです。
専門学校って辞める人が多いんですよね。
理由はそれぞれ色々あると思いますが、課題が多いのも理由の一つなのかなと思います。
専門学校は2年間という短い期間でデザインの基礎を徹底的に教え込まれます。当然課題も多いです。
寝ずに課題をしてきたという友達が何人もいましたし、私も寝ないで課題をしていた日もありました。
絶対デザイナーになる!という気持ちがないと辛くなってしまうかもしれません。
デザイン専門学校の就職活動
デザイン専門学生の就職活動は大学生よりも厳しいと思います。
大手企業に入りたいのなら、美術大学に行くことをおすすめします。
なぜかというと、日本は悲しいですが少なからず学歴で判断されてしまう社会だからです。
それは私が実感しました。
大手企業の採用担当者の気持ちになれば分からなくもない話です。
求人募集を出せば、多くの学生から応募が殺到する大手企業はとても全ての履歴書をしっかり見るなんていうことは出来ないです。
学生を何でまず仕分けするかといったら学歴を判断基準に入れると思います。
でも、だからといって専門学生が大手企業に就職できないというわけではないです。
あくまで、「美術大学生よりはハードルが上がるだろう」というお話です。
始めの「結論」にも書きましたが、私は「やる気が全て」だと思っています。
私がデザイン専門学校に通っている、またはこれから通う学生の皆さんに言いたいのは、学校をあてにするのではなく、自分で行動しようという事です。
次の章で具体的に何をすれば良いのか解説していきます。
就職活動の具体的な方法
まず、1年生の段階でいくつか行きたい会社を決めましょう。
ネットで「デザイン会社 大手」や、「デザイン会社 パッケージデザイン」など検索してみると色々な企業が出てきます。
また、素敵だなと思ったデザインがあったらデザイナーさんを調べてみるのもいいと思います。
そして、行きたい会社がいくつか決まったら採用情報を定期的にチェックしましょう。
そして、行きたい企業のインターンの募集があったら応募しましょう。
こうすることで「気づいたら行きたかった企業の採用が終わっていた…」ということを防げます。
ポートフォリオについて
ポートフォリオはデザイナーの就職活動になくては始まらないものです。
ポートフォリオは、自分の作品とプロフィールがのっている自己紹介ツールのようなもののことを指します。デザイナーを目指すにあたってポートフォリオは一番重要だといっても過言ではないと思います。
学生のうちはポートフォリオを充実させる事を意識して作品を作っていきましょう。
そして、先生に何度も相談しましょう!!
学校を卒業してしまうとプロの方に相談できる機会はグッと減ってしまいます。
私は今になってもっと色々聞いておけば良かったと後悔しています…。
学生のうちは先生を最大限利用してやる!という気持ちで授業や課題に取り組みましょう。
ポートフォリオについても的確なアドバイスが頂けるはずです。
ポートフォリオの具体的な作り方についてはまた後で記事にしたいと思います!
まとめ
何度も書いているように、私は全てやる気で決まると思っています。
専門学校だから、就職できないということはないです!
がんばってください!
私のBlogやinstagramはデザインの学校に通っている学生さんの参考になると思うので是非チェックしてみてください!
コメント