「Photoshop(フォトショップ)」、「フォトショ」、「Illustrator(イラストレーター)」、「イラレ」という言葉はよく耳にするけど、実際どんなアプリケーションなのか分からないという方へ、今回は、IllustratorとPhotoshopの違いとそれぞれのアプリの特徴、出来ることを解説していきます!
IllustratorとPhotoshopの違い
IllustratorもPhotoshopもAdobeが提供するアプリケーションです。
IllustratorとPhotoshopの主なちがいは次の2点です。
◯ データ形式がちがう
◯ 得意な分野がちがう
![](https://mirudakedesign.com/wp-content/uploads/2023/12/名称未設定-18-1-1024x576.png)
データ形式がちがう
Illustratorはベクターデータと呼ばれるデータ形式、反対にPhotoshopはビットマップデータと呼ばれるデータ形式です。
![](https://mirudakedesign.com/wp-content/uploads/2023/12/名称未設定-18-2-1024x703.png)
Illustratorのベクターデータは、いくら拡大縮小しても荒れることはありませんが、Photoshopのビットマップデータは拡大縮小すると荒れてしまいます。
しかし、Photoshopのビットマップデータは、ピクセルごとに色情報を与えることができるため、画像の編集などで細かい色味の調整をすることが可能です。
Illustrator (ベクターデータ) | Photoshop (ビットマップデータ) | |
拡大・縮小 | ◎ | ☓ |
細かい色の調整 | △ | ◎ |
![](https://mirudakedesign.com/wp-content/uploads/2023/07/jess-bailey-l3N9Q27zULw-unsplash-1024x768.jpg)
得意な分野がちがう
IllustratorとPhotoshopのデータの画像ファイル形式がちがう関係で、それぞれのアプリケーションが得意な分野も変わっています。
![](https://mirudakedesign.com/wp-content/uploads/2023/12/名称未設定-18-3-1024x712.png)
Illustrator
Illustratorで作れるもの
◯ ロゴ
◯ チラシ
◯ 名刺
◯ フライヤー
◯ ポスター
◯ ショップカード
◯ カタログ
◯ DM
◯ パンフレット
◯ LINEスタンプ
◯ 年賀状
◯ 地図
◯ グラフ
◯ プレゼン資料
◯ SNS投稿
![](https://mirudakedesign.com/wp-content/uploads/2023/12/名称未設定-18-4-1024x424.png)
Photoshop
Photoshopで作れるもの
◯ 画像加工
◯ バナー作成
◯ イラスト作成
◯ Webサイトのデザイン
◯ グラフィックデザイン
◯ 動画
Photoshopで出来る画像加工
◯ 切り抜き
◯ 傾きの補正
◯ 色味の変更
◯ 彩度の調整
◯ モノクロにする
◯ 絵画風加工
◯ 一部を明るくor暗く
◯ 目の大きさを変える
◯ 顔の大きさを変える
◯ 顔のパーツの位置を変える
◯ 空を変える
◯ 一部の色を変える
◯ 合成
◯ 画像の中の不要な部分を消す
◯ 解像度の変更
![](https://mirudakedesign.com/wp-content/uploads/2023/12/名称未設定-18-5-1024x424.png)
![こばやし](https://mirudakedesign.com/wp-content/uploads/2022/02/f_f_object_111_s512_f_object_111_0bg.png)
Illustratorはレイアウト、Photoshopは画像編集がメインの使われ方です
IllustratorとPhotoshopどっちを使う?
IllustratorとPhotoshop、どちらを使うかは何がしたいかによって変わってきます。画像の編集だけ出来ればいいのであれば、Photoshopだけでも全く問題ありません。
ただ、グラフィックデザイナーやWebデザイナーを目指しているという方にはどちらも使用することをおすすめしています。
例えば、画像を使ったチラシをIllustratorで作る場合、写真の解像度や見た目をPhotoshopで適切に編集した画像を使用する必要があります。
![こばやし](https://mirudakedesign.com/wp-content/uploads/2022/02/f_f_object_111_s512_f_object_111_0bg.png)
デザイナーの求人応募でも、IllustratorとPhotoshopの経験は必須になっているところが多いです
Illustrator・Photoshopを契約する方法
アプリを買う際におすすめなのは「Adobe Creative Cloud コンプリートプラン」です。
こちらは、IllustratorやPhotoshopの他にAcrobatほか、Adobeが提供する20種類以上のソフト・アプリを利用できます。
Amazonでは結構セールをしていたりするのでおすすめです。
![](https://mirudakedesign.com/wp-content/uploads/2022/04/スクリーンショット-2022-04-18-12.09.02-1024x499.png)
そこまでコストをかけたくない方は、PhotoshopとIllustratorがセットになった「Adobe Creative Cloud フォトプラン(1TB付)+Illustrator CC」というプランもあります。
![](https://mirudakedesign.com/wp-content/uploads/2022/04/スクリーンショット-2022-04-18-12.09.41-1024x563.png)
![こばやし](https://mirudakedesign.com/wp-content/uploads/2022/02/f_f_object_111_s512_f_object_111_0bg.png)
ご自身の環境に合わせて選んでいただくと良いと思います!
まとめ
◯ Illustratorはレイアウトやグラフィックの作成によく使われるアプリケーション
◯ Photoshopは画像編集でよく使われるアプリケーション
◯ PhotoshopとIllustratorのちがいは画像ファイル形式
◯ Illustratorはベクターデータ
◯ ベクターデータはいくら拡大縮小しても荒れない
◯ Photoshopはビットマップデータ
◯ ビットマップデータはピクセルごとに色情報を与えることができる
◯ Photoshopで加工した画像をIllustratorでレイアウトすることが多い
今回は、IllustratorとPhotoshopの違いや特徴、契約する方法までご紹介しました!
こちらのブログではデザインについての記事を更新中です!
データの作り方の記事一覧はこちらをご覧下さい。
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最後まで読んでくださりありがとうございました♪
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